サビキ釣り
小魚を追って回遊してくる魚たち(アジ・イワシ・サバ・コノシロなど)が群れを作って回遊し、シラスなどの小魚を見つけると先を争って食いついてくる習性を利用する釣りです。
小魚に似せた擬餌バリを動かし、逃げ惑う小魚の群れを演出すると、そこに回遊魚が居りさえすれば、誰にでも簡単に釣れる方法です。生きたエサを使わないので、女性や子供でもなじみやすいのも特色です。
■カタクチイワシ■ 大阪南港へは5月下旬ころから時折回遊してきます。6月頃から安定して釣れるようになります。大型のマイワシや、ウルメイワシが回遊してくることもあります。水面から1bくらいの層を泳ぐことが多いので、上のほうを狙って下さい。
鮮度が落ちやすいので、釣り上げたら水汲みバケツなどに入れて生かしておかず、すぐに氷水を入れたクーラーボックスに保管しましょう。
食べ方は、その日のうちなら、頭と中骨を取って刺身にし、生姜醤油で食べれば最高。沢山釣れたら、生姜で甘辛く煮つけに、さらに濃い味で煮詰めて佃煮に。てんぷらやフライも絶品です。
■小アジ■ 大阪南港へは6月下旬ごろになると、この春にうまれたばかりの5cmほどの小アジが寄ってきます。6月初旬に和歌山で続いて淡路、明石と順に海流にのって釣れだすので、ほぼ予想がつきます。日がたつにつれアジは大きくなって、夏休みの終わり頃には15cmほどに、10月下旬には18cm近くに育ち、次第に水温が下がるにつれて沖に遠ざかります。アジの泳層は、原則として底から30aほどの深さです。仕掛けを底につけて少し持ち上げ、時折上下に揺らせると釣れてきます。夏の終わりごろ、水温が高くなれば、水面下1・5bほどの浅場まで上がってくることもあります。
食べ方は 小さい間は頭ごとから揚げで、軽く塩を振りかけてそのまま、カルシウムが多く、育ち盛りの子供たちには、欠かせない健康食です。多く釣れれば南蛮漬け、15aほどになればタタキにできます。もちろん、どのサイズでも塩焼きが楽しめます。数が多ければ開いて塩をして陰干しで立派な干物が完成。冷蔵庫で保存すれば、日持ちもします。
■サバ■ 魚つり園には7月はじめ頃から15cm級が回遊し、秋には30cmに育ちます。
狙う泳層は、水面から3〜4b下。南港の場合、小アジより少し上になります。
食べ方は、ぬめりが多いといやがる人もいますが、捨てずに持ち帰って下さい。生姜で煮れば、小型でも結構おいしく食べられます。大きくなれば、塩焼き、煮付け、みそ煮。さらに大型だと刺身や生鮨になります。中型以上のサイズなら、釣り上げた直後に血抜きして、クーラーボックスに。長く防波堤の上に放置すると、自家醗酵して、下痢を起こすこともあるので注意して下さい。
■イワシのサビキ釣り■
イワシ専用にハリの数を増やした仕掛けがありますが、コアジ仕掛けで十分です。
狙うポイント、釣り方も小あじやサバと同じです。
■必要な道具■
竿 4.5mの振り出し磯竿が標準だが、軟らかめの投げ竿などでも代用できるから、あまりこだわらないこと リール 小型の両軸リールが理想的だが、スピニングリールでも使えないことはない サビキ仕掛け 釣れるアジの大きさによってハリのサイズを変える。
6月→ハリ4号くらいが標準
9月→ハリ7号くらいが標準
擬似はハゲ皮、スキンのほか、モールつきなど各種ある。原則として曇り空や海が濁っている場合は派手なもの、晴れで海の透明度が高ければ地味なものを選ぶ。自信がなければ、現地の釣りエサ店で相談するとよい。仕掛けをからませることが多いので、予備が必要。釣り終わったら仕掛けは袋にれて持ち帰り、捨てる事。まき餌カゴ カゴの下にオモリのついたものが一般的で、オモリの大きさにより8号〜15号くらいまである。水深6mくらいの浅場なら8号で十分。根がかりで失うことがあるので、予備を用意する。ただし、関東では仕掛けの上にオモリのないカゴをつけ、仕掛けの下にオモリを吊り下げることが多い(↓仕掛け図参照) まき餌 冷凍したアミエビをレンガに切って売っている。小さなポリバケツなどを用意して解凍する。真空パックした塩漬けのものもある 水汲みバケツ 手洗い用。海水を汲むためのひも付きで、折りたためるものが便利。 クーラーボックス 釣り上げた魚の鮮度をおとさず持ち帰るための必需品。中に氷を入れておく ぼろ布 魚をつかむためのもの ライフジャケット 幼児を連れて行くとき、水中への転落に備えて着用させておくのが心得。
■サビキ仕掛け■
釣れるアジの大きさによってハリのサイズを変える。6月ならハリ4号、9月なら7号くらいが標準。
擬餌はハゲ皮・スキンのほか、モールつきなど各種ある。
原則として、曇り空や海が濁っている場合、派手なもの、晴れで海の透明度が高ければ地味なものを選ぶ。
自信がなければ、現地の釣りエサ店で相談すると良い。仕掛けを絡ませることが多いので、予備が必要。
釣り終わったら、仕掛けは袋に入れて持ち帰り、捨てること。
=サビキ釣りの仕掛け=
■釣り方■
@まき餌カゴにアミエビを詰めて足元に沈める。
A底についたら、ゆっくりと誘い上げる。
B竿先にツンツンと魚信がでたら、そっと持ち上げるようにリールで巻き上げる。
C仕掛けの上部が見えてきたら、竿をたてて取り込む。
D竿を置いたままで、仕掛けを静止させていたのでは食いが悪い。
E絶えずゆっくりと上下させていること。
F釣り上げたアジは、あらかじめ氷水を張ったクーラーボックスに。
岸壁の上にそのまま放置すると、急速に鮮度が落ちる。
■食べ方■
・小型なら、エラとわたを抜いてカラ揚げに。
・中型なら南蛮漬けかタタキにする。
・余れば開きにして塩水に浸し、一夜干に。
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